バルサアカデミー奈良校
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【U14:春休み遠征実施報告】

ジュニアユースU14チームは、春休みに香川・岡山への2泊3日の遠征を実施しました。 今回の遠征は、テクニカルディレクターのラウルコーチと、ゲンヤコーチの帯同によって実施され、特にフットボール面で強度の高い経験のできるものとなりました。

遠征には、骨折で戦線を離脱しているコウダイを除く選手たち全員が参加しましたが、2日目の試合にはコウダイも応援に訪れてくれました。チーム全員の努力によってよい試合をみせることができました。

◆1日目:ビーチトレーニング&トレーニングマッチ

1日目はまず奈良を出発し、淡路島へ向かいました。淡路島では、ビーチでのトレーニングを実施しました。砂浜の特性を生かしたセッションを行い、コーディネーションの能力の向上や、グループの結束を高めることを目指しました。

その後、香川に入り、初日はシーガルF.C.様とトレーニングマッチを行いました。 強度の高いハイプレッシングのチームで、プレーの解決策をみつけることが難しい場面が数多くありました。長旅やビーチトレーニングの疲れもある中でしたが、最後まで刺激のあるゲームをすることができ、多くの学びがありました。

試合後は夕食をとり、ホテルでつかの間の休息をとりました。

◆2日目:ビデオミーティング&トレーニングマッチ

2日目は、ラウルコーチの用意したビデオセッションからはじまりました。映像や資料をみながら、バルサの理想像の確認や、過去の試合での改善点やよくなっている部分なども共有しました。

お昼過ぎからは、F.C.コーマラント様とのトレーニングマッチに臨みました。高いカテゴリーで戦う相手に対し、最初はラインを越えていくのに苦労しましたが、徐々に解決先を見つけ、ゴールに迫ることができる場面が増えました。終盤には、多くの選手が相手エリア内で関りチャンスを作ることができるようになり、非常に良いイメージで試合を終えることができました。

試合後、この日の宿泊地である岡山県玉野市に向かいました。最終日に向け、コンディションを整えました。

◆3日目:トレーニングマッチ

最終日は光栄なことに、Jリーグチームであるファジアーノ岡山様と、素晴らしい環境で試合をさせていただきました。レベルの高いサッカーを見せる相手に対し、苦しみながらも戦い抜くことができました。 この日はボールを持たれる時間が長くありましたが、自分たちの守備のスタイルを再確認し、ABゾーンでのプレッシングに取り組むことができました。

3日間強度の高い試合を終えた選手たちは、本当に疲れた様子で帰路につきました。

◆終わりに、感謝

ラウルコーチは、遠征内容に非常に満足しました。「今回の遠征は自分たちの成長のために非常に有意義なものとなりました。ボール保持局面はもちろん、課題としていた非保持局面でも大きく改善された部分がたくさんあります。」

セットプレーの守備でも、今回無失点で終えることができました。これは自分たちのプレーの方法、集中力が向上している証でもあります。
また、選手たちひとりひとりも、チームのために手本となるような行動を示してくれていた選手が数多くいます。努力の姿勢を心から評価しています。

遠征実施にあたり、試合をしていただいたチームの皆様、そしてサポートいただいた保護者の皆様ありがとうございました!

Força Barça!