
2月9日(日)、11日(火祝)に奈良県リーグ1部第2節、第3節が行われ、U14チームはソレステレージャ奈良2002様、ポルベニルカシハラ様と対戦しました。
◆SOLESTRELLA NARA 2002戦
自分たちがボールを持つことで試合をコントロールするための「チーム全体の繋がり」をテーマに臨んだ試合でした。立ち上がりから人に圧をかけてボールを取りに来る相手に対して、表と裏の使い分けでボールを前進することを目指しました。ボールを持っていない味方の選手が、どれだけ相手の状況を見てふるまいを変化させられるかが重要な状況でしたが、なかなか相手をみてプレーすることができず、うまくボールを進められない時間が長くなってしまいました。相手コートに侵入した後も、味方の動き出しに対してパスを出すだけになることが多く、保持を継続した中での攻撃ができていませんでした。
ハーフタイムには、自分たちが使うべきスペースがどこにあるのか、うまくいっていない状況をどう解決するのかを共有し、後半は少しずつですが効果的に攻めていくシーンも見られました。技術的な部分でのミスで、ピンチを招く場面もありますが、とにかくプレーの意図にこだわって一人一人が取り組んでほしいと思います。今そのプレーがうまくいったからOK、うまくいかなかったからダメではなく、その判断に至った理由を明確にし、適切なプレーだったのかを理解することで自分たちの共通認識を確かなものにしていきましょう。
◆ポルベニルカシハラ戦
結果としては非常に苦しい試合になりました。しかし自分たちの状況を正しく理解するために有意義な試合になったと思います。立ち上がり、不必要な行動でプレーを止め、隙を作りPKを与えました。ボールの近くのサポートや出したとのプレーの継続が足りず、無理な判断で何度も簡単にボールを失ってしまいました。今まではなんとかなっていたことや、チームで常態化していた習慣が、よくないものであると気づかされるような展開で、精神的に不安定なチームの様子も出てしまう前半でした。
ハーフタイム、自分たちがどのようなシーズンを送りたいのか、そのために大切なリーグの試合をどのように使うのかを再認識しました。
後半は少し全員の繋がりを意識する選手も増えていましたが、まだまだボールが遠い時の関わりや、出した後の関わりが足りず、チームとしてボールと共にプレーしている状態を作れていませんでした。
長いシーズン、こういった試合のおかげで成長できたと全員が思えるよう、今一度全員で成長、勝利のために努力を続けたいと思います。
対戦していただいたチームの皆様、運営関係者の皆様、保護者の皆様ありがとうございました。
<試合結果>
vsSOLESTRELLA NARA 2002
1-1
得点者
山下大凱
vsポルベニルカシハラ
0-5