7月6日(土)に、県リーグ1部第10節が行われ、U15チームはディアブロッサ高田FC様と対戦しました。
クラブユース選手権の影響で約2か月半空いたリーグ戦は、この日から後期がはじまりました。チームの目標とする関西リーグ昇格戦への出場にむけて、負けることができない試合が再開しました。
ゲームのプランとして、格上の相手に対し、自分たちが思うようにボールを保持することができないことを想定して、相手に適応することを話していました。ボールを持てない時間でも慌てず、失点しないためにどのようにチームとしてプレーするのか、押し込まれる中でもどのような方法で得点しにいくのかを確認し、全員が70分間集中力を保って戦い抜くことを誓って試合に臨みました。
試合開始から両チームの攻防が激しく繰り返されました。激しいプレッシングに対してミスは多くあったものの、素早い切り替えでボールを取り返したり、中央の人数を増やすことでスペースを狭め、失点を防ぐことができていました。
また、ボールを取り返した後は、前線の選手と素早くプレーすることで相手の組織が安定する前にゴール前までボールを運び、チャンスを作り出すことができました。最後のフィニッシュの部分で質を欠き、得点に結びつかなかったことが悔いが残りました。
粘り強いプレーで互角の攻防をしていましたが、前半の終盤に入り、少し集中力が落ちてきたところで、中央のスペースを崩され、失点してしまいました。
ハーフタイムには、後半得点するためにどのような手段が効果的なのかを確認し、これ以上の失点を防ぐために、もう一度役割の確認、また集中力を落とさずに残り臨むことを全員で話をしました。
後半に入ると少し相手のプレッシングも落ち着き、意図的な前進も増えました。シュートまでいく場面は多くは創出できませんでしたが、主導権をもってプレーできました。
終盤に差し掛かり、得点ができず焦るところを崩され、追加点を許してしまいました。その後はよりオープンな展開の中で全選手が粘り強く戦いましたが、1点を返すのみで、逆に追加点を許して敗戦となりました。
大事なリーグ後期初戦を落としてしまいました。ただ、前期やクラブユースでの戦いに比べ、また通用する部分の増やせたゲームになりました。自分たちの取り組みが間違っていないことは証明するゲームになったと思います。ここから続いていく後期リーグでひとつでも多く勝ち点を積み上げていけるよう、引き続き努力していきたいと思います。
対戦していただいたディアブロッサ高田FC様、大会関係者の皆様、保護者の皆様ありがとうございました。
【試合結果】
県リーグ第10節
vsディアブロッサ高田FC
1-4
得点者
岡本直幸
【次節予定】
7月13日(土) @ 奈良県フットボールセンターAピッチ
15:40KO vs スクデットFC