バルサアカデミー奈良校
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【U13:県リーグ2部実施報告】

3月17日(日)、3月20日(水祝)にNFA U15サッカーリーグ2部の第6節、第7節が開催され、郡山中学校様、法隆寺FCスカイ様と対戦しました。

郡山中学校戦
今週はボールを保持しているときに、どこから前進できるのか、誰がフリーなのかをチームとして共有しながらプレーすることをトレーニングしてきました。試合前にそれをもう一度確認し、また裏へのランニングも忘れないこと、裏への走り方も工夫することを伝えて試合に臨みました。

先週に続き、前半の早い時間帯にボールを失ったところから失点してしまいましたが、前半のうちにセットプレーのこぼれ球に詰めて同点で試合を折り返しました。前半は相手のプレッシャーのかけ方に対して、どこに持っていくかということはわかっていた部分もあったと思いますが、どのようなルートで、そこまで運んでいくのか、共有できていなかったり、パスやドリブルの技術的なミスもあり、実際に目的地までボールを運ぶことがあまりできませんでした。後半は、距離感を近づけながらプレーする意図はよく見られましたが、反対に近すぎて窮屈なプレーになってしまう場面が多かったと思います。そしてなかなかチャンスを作れない中で、コーナーキックから失点してしまい、1-2で敗戦となりました。

試合を通して、ボールを運びたい場所や選手間の距離感など、トレーニングで意識したことをプレーで表現しようという意図は見えたことはとても良かったと思います。その意図を現実にプレーで表現できるように、技術的なところもそうですし、それぞれの選手がタイミングを合わせたり気を利かせてポジションを調整する、お互いに意図を伝え合って試合の中で修正していくことなど、まだまだ良くなれる部分が見つかったと思います。良いところもあった一方で、試合の入り方やセットプレーの守備など、リーグ戦通して続いている課題もあります。このままではいけないという意識を強く持ちながら練習から取り組んでいく必要があると思います。

法隆寺FCスカイ戦

日曜日の試合で出た課題をすぐにチームとして確認、修正できる良いチャンスだったと思います。試合前にはまずグラウンド状態と、その中でするべきことを再確認しました。また相手のプレッシャーのかけ方を確認しながら、こうしてきたらこうする、というようなボールの動かし方を共有して、それを実現するためにパスを出す足であったりパスのスピードなど細かい部分までこだわろうという話をしてから臨みました。

前半開始直後は前へ急ぎすぎてしまう場面も見られましたが、テンポが落ち着いてくると、相手のプレスのかけ方をよく見ながら、足元へのパスを使いながら前進できる場面が増えました。その後も足元へのパスを使ってボールを支配しながら、良い流れの中で先制点も奪い、1点リードで折り返しました。

後半に入ると、相手のテンポに合わせるように早いタイミングで前線にボールを入れる回数が前半と比べて多くなり、セカンドボールが増え、それを拾えずに押し込まれる時間が長くなってしまいました。選手交代もしながら流れを変えようと試みましたが、終了間際に2点立て続けに失点してしまい、逆転負けとなりました。リードしている時のチームとしてのゲームマネジメントに課題が残った試合となりました。また、シンプルなことですが、最後のプレーまでチームのために走れるかどうか、体を投げ出してゴールを守れるかどうかということが、勝敗を左右することも痛感させられました。

次のリーグ戦は2週間後になります。春休み中の遠征で一人一人が少しでも成長し、また集まった時にお互い良い刺激を与え合えるよう、それぞれの活動で全力を尽くしていきたいと思います。

対戦していただいた郡山中学校様、法隆寺FCスカイ様、運営関係者の皆様、保護者の皆様ありがとうございました。


<試合結果>
vs 郡山中学校
1-2

得点者(出身チーム)
花房迅(京田辺FC)

vs 法隆寺FCスカイ
1-2

得点者(出身チーム)

三島駿星(グラミーゴ三笠FC)

【次節予定】
4月7日(日) @ 光明中学校
KO時間未定 vs 香芝北中学校