バルサアカデミー奈良校
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【U14: トレーニングマッチ実施報告】

10月15日㈰、ナラディーアにてロザード乙訓様を招きトレーニングマッチを行いました。
リーグ戦やアジアパシフィックカップ、天スタチャレンジなど夏から公式戦が続いていましたが、天スタチャレンジを終え、次の新人戦に向けて準備する期間となりました。

試合は、最近チームとして取り組んでいるボール保持時の配置やバランスを整える習慣を身に着けることを確認し試合に臨みました。
自陣のボール周辺でまだボールが安定しきれていないときにコートを広く使うことは、お互いの距離を遠ざけ、ボールロスト時やカウンターを受けた時のカバーが間に合わないということが公式戦でも課題でした。ボールを保持する上で、コートを広く使うことは大切ですが、ボールが移動する中で適切な距離感を細かく調整し、配置を取る必要があります。そのような習慣をトレーニングマッチでこだわってもらいました。
実際に試合では、多くの選手が意識していたためボール周辺だけでなくボールから遠い選手も距離感を合わせ、ボールを保持するサポート、前進するためのサポートを行うことで、ボールロスト後も素早く回収することができました。
また、ボール保持時は相手の守備の方法を観察し、自分たちの優位となる方法を探ることで、相手が欠けてきたプレッシャーの背後のスペースをうまく利用し、ゴール前まで侵入する機会を多く作ることができました。
しかし、ゴール前まで侵入するもののフィニッシュのところでは、正確さやゴールが入るまでプレーする集中力が欠けて、ゴールを逃すシーンが目立ちました。2本目以降は、ゴール前での厚みをかけて、プレーが切れるまでやめないことを修正し、フィニッシュに対しても周りの選手が反応でき、こぼれ球やセカンドボールを押し込んで得点することができました。
一人一人がゴールにボールが入るまでプレーし続けること、シュートを打つ選手に任せきりにならないことは、確実に得点の可能性を広げられます。バルサらしくボールを支配しながらも、ゴールを決めるまで支配し続けなければなりません。日々のトレーニングから良い習慣を身に着けて新人戦を迎えましょう!

ご対戦いただきました、ロザード乙訓様、いつもサポートいただいている保護者の皆様、ありがとうございました。