バルサアカデミー奈良校
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【U14: 天スタ杯/NFAスーパーカップチャレンジ 実施報告】

9月18日㈪より、U14カテゴリーは奈良県内のクラブチーム、中体連チームが参加する「天スタ杯/NFAスーパーカップチャレンジ」に出場しました。
昨年度は今大会に参加したバルサアカデミー奈良2期生の選手たちが、優勝しています。
去年に続いて2連覇を成し遂げれるよう、優勝という目標に向けて走り出しました。

vs 生駒FC
9月18日㈪に、平群総合スポーツセンターにて、生駒FC様と予選リーグ一戦目を行いました。
前日や当日の午前中とアジア大会を闘い抜き、疲労が溜まる中でしたが、最後まで全員でモチベーションを上げれるように取り組みました。
試合立ち上がり、相手のコートで保持してゴールのチャンスを増やすことを狙いました。
しかし、相手の状況や自分たちの状況を考慮しきれずに、単調な攻撃となりボールを保持する時間が短くゴールに近づくことがなかなかできませんでした。
相手を引き付けることで生まれたスペースを利用できれば前進できるところでなかなかチャレンジすることができず、じりじりと後退してしまい自ら苦しい状況へと追い込まれてしまう時間が増えました。
相手のポジションを見て上手く背中のスペースで受け前進し相手コートに押し込むことができましたが、押し込んだ後に全体的なポジションバランスが前に偏ってしまい、ボールロスト後にカウンターを受け、先制点を許すこととなりました。
前半に自分たちのチャレンジの少なさ、有利な選手、スペースがどこにあるのかをハーフタイムで整理して、積極的に効果的なプレーを増やすことを目指しました。
前半から一転、ボールを意図的に動かし相手のパワーを感じながらボールを循環し、数的優位なスペースからの前進が増えました。
サイドから前進することが効率的であることを理解してサイドの突破から最後は中で合わせて同点弾を決め、後半追いつくことに成功しました。得点後はより自分たちの主導権を握ることができ、相手の配置を観察しながらポジションを変化させフリーな選手を自分たちで生み出してプレッシャーを回避できるようになりました。
後半半ば、コーナーキックからはじかれたボールを回収し、ミドルシュートが見事にゴールに吸い込まれ、逆転に成功しました。
逆転するまでにエラーから失点のピンチを招くことも多くありましたが、最後まであきらめずに戦い抜き、最後は全員の力で勝利を収めることができました。
この先、疲れたときや苦しいときにお互いをカバーできるチーム力が精神力が必要になります。12月の新人戦に向けて、緊張感ある大会でも堂々とパフォーマンスできる集団へと進化していきましょう!

<試合結果>
2-1

〇得点者(前所属チーム)
岡本 直幸(バルサアカデミー奈良)
中川 敦貴(サクラユナイテッドFC)

〇アシスト者(前所属チーム)
中井 蒼人(パルティーダ生駒)

vs 片塩中学
9月23日㈯、上牧第二中学にて予選リーグ二節目を片塩中学様と対戦しました。
予選リーグ4チーム中2チームが決勝トーナメント進出となるため、前節の勝利によりこの試合に勝てば進出が決まるという大切な一戦でした。
試合序盤から相手のポジショニングや守備の方法を確認して、前進するための全体の配置のバランスを意識しながらプレーしてくれました。ボールを左右に展開する循環の意識があり、相手の様子を伺いプレーしましたが、循環のテンポが上がらず、相手の守備も左右に振るものの対応していました。
しかし、出し手と受け手のポジショニングや距離を修正し、自動的に循環スピードを促進させることに成功し、相手の守備の遅れてできた有利な状況から相手コート深くに侵入することができました。
攻撃に厚みと変化を加えるながら自分たちで意図的にチャンスを生み出すことができ良い流れで得点を増やすことができました。
攻撃に厚みをかける一方で、守備への意識が薄くなりカウンターから危うく失点の場面もまだまだあります。自分たちが得点を重ねていても、失点をしないマネジメントや準備を怠らずプレーできるように一瞬一瞬を意味あるものにしていきましょう!

<試合結果>
7-0

〇得点者(前所属チーム)
2得点 二宮 琉行(TSK金剛)
2得点 岡本 直幸(バルサアカデミー奈良)
1得点 中井 蒼斗(パルティーダ生駒)
1得点 木原 凛星(長尾SC)
1得点 山副 蒼波(梅美台FC)

〇アシスト者(前所属チーム)
2アシスト 山副 蒼波(梅美台FC)
2アシスト 野田 怜遠(白山SS)
1アシスト 木原 凛星(長尾SC)
1アシスト 中野 龍介(郡山FC)

vs 香芝北中学
9月24日㈰、香芝北中学様と予選グループリーグの最終戦を行いました。前日の試合で勝利したため、決勝トーナメントへの出場を決めることができました。ただ、強度とモチベーションを次の決勝トーナメントへ向けて、高めていくべく、この1試合を意味あるものにするように取り組みました。
試合立ち上がりから、相手の構造を観察して有利となるスペースを探しながら中央での数的優位を確認してプレーしました。お互いの動きや位置を確認してスペースを空ける、埋めるプレーで先手を取り続け自陣からの前進が生まれていました。
自分たちのポジションチェンジからフリーな選手を生み出す理想的な形での前進が見られました。
しかし、相手コートに押し込み、相手チームが我慢強く後ろで引いて守ってきたときに、自分たちが我慢できず、相手に正面から早くゴールを目指そうとするプレーが多く、なかなかゴールに近づくことができませんでした。
ゴールに近づくにつれて、ボールがゴールの方向に吸い込まれるようなプレーとなると、相手もその一瞬に集中を研ぎ澄ませます。そこで、長くボールを我慢強く循環して、自分たちの有利なスペースを生み出してチャンスを作ることを理解する必要がありました。
前半はこのままスコアが動かずに終了するころに、中央から前進し、相手が深い位置まで下がり引いて守ろうとしたところでできたスペースを逃さずミドルシュートで先制点をこじ開けることができました。
後半は、前半とは状況が変わり自陣で前進する際に相手チームがどんどん前からボールを取りに来る守備に変化してきたため、自陣でボールロストする回数が増えました。相手の守備の方法の変化に対して、適応できずに前半と同じように低い位置から前進しようとしてしまうことから、低い位置でボールを受ける選手に時間とスペースがなく、相手のプレッシャーに引っ掛かかることとなりました。
常に相手とプレーすること、相手を見てプレーすることが自分たちのプレーや方法を選択できる判断材料となります。試合中に状況を整理して、適応できるように取り組んでいきます。
守備の面でピンチはあったものの、事前にできるだけ起こり得る危険を予測して対応する習慣を身に着け始めているため、無失点で終えたことは素晴らしいことです!失点しないこともすごく大切であるので、継続していきましょう!

<試合結果>
1-0
〇得点者(前所属チーム)
木原 凛星(長尾SC)
〇アシスト者(前所属チーム)
山副 蒼波(梅美台FC)


大会運営いただきました関係者の皆様、ご対戦いただいた、生駒FC様、片塩中学様、香芝北中学様、いつもサポートしていただいている保護者の皆様、ありがとうございました。