9月17日(日)に、高円宮杯プレーオフが行われ、U15チームは光明中学校と対戦しました。

関西の舞台で自分たちの力を試すために優勝を誓った今大会の初戦は、2部リーグで上位を争った相手との試合となりました。

立ち上がりからボールを落ち着いて動かす中で、循環のリズムの変化や人の配置の変化で相手を混乱させ、チャンスを作っていきました。シュートまでいく場面、ラストパスまでいく場面を序盤から多く創出していきましたが、フィニッシュやラストパスの精度を欠き、ゴールを生み出せませんでした。選手たちからは緊張した様子もみえ、一つ一つのプレーに力みがみられました。
そんな中不用意に与えてしまったファウルからのフリーキックで、先に均衡を破られてしまいました。

後半に入ると攻勢を強め、より多くのシュートを放ちました。相手のラインをさらに押し込み攻撃し続ける理想的なサッカーになっていきました。欲しい時間に得たCKから同点にすることができ、逆転を目指してチームは攻め続けました。終盤に入ると、焦りからか判断のミスも増えてきて、なかなか自分たちが余裕を持ってプレーできなくなってきました。ボールを持っているものの、積極的なリズムの変化や人の動きの変化を行うことができず、膠着した攻撃が増えていきました。そして最後までもう1点を取り切ることができず、同点でPK戦を迎えました。

PK戦ではチームとしての方針を確認し、勝負に臨みました。
しかしながら、極限の緊張の中で、適切な判断ができずに失敗してしまい、この大会から姿を消すことになってしまいました。

全員が目指した結果を手に入れることができずに、非常に悔しい気持ちがあります。しかし全員の人生がこれで終わるわけではありません。下を向いている暇はありません。残っている秋季大会のために、再度努力を重ね、強い集団を作っていきたいと思います。

対戦していただいた光明中学校様、大会運営関係者の皆様、大きなサポートをいただいている保護者の皆様ありがとうございました。