ミニバルサ
今回のコンペティションクラスでは、前回の続き、第2節が行われました。
前節では、クライフチームの大量リードをロナウジーニョチームが脅威の追い上げを見せ8−8のドローで決着しましたが、2節も両チームによって熾烈な戦いが繰り広げられました!
スピードと的確な状況判断能力を兼ね備えたツカサくんを中心に、確実に得点を重ねていくロナウジーニョチームに対し、クライフチームは、タイシくんの素晴らしい守備からのショートカウンターなど必死に相手に食らいつきますが、守備の際にチームで狙いを持ってボールを取り返すことができず、苦しい状況を強いられます。
それでも、1試合を通して、少しずつ、ボールにチャレンジする動きとそれをカバーする動きを理解し始め、より狙った形でボールを取り返すシーンが増え、次第に相手を押し込み始めます。
試合後半では、ロナウジーニョチームも疲れや、焦りからか意図に欠くプレーが目立ち始め、とうとうクライフチームに逆転されます。
それでも、諦めないロナウジーニョチームは、最後に素晴らしい崩しから値千金の同点弾を叩き込みドロー決着となりました。
試合を通して、両チームとも、選手個人がやりたいプレー・好きなプレーだけをするのではなく、チームとしてどんなプレーを選択することで、より相手のゴールに迫ることができるのかを考えながらプレーしているのがとても印象的でした。失敗したプレーからも選手の意図が感じられるようなプレーばかりで、素晴らしいと感じました。
点差や時間で焦りが出てくるのも、より選手が「勝ちたい!」という気持ちを持って試合に取り組んでくれているからこそで、本当にリアルで素晴らしい試合を行ってくれました!
引き続き、この調子で取り組んでいきましょう!
バルサ育成
今回のバルサ育成から、「ゴールデンカード制度」を用いた新しい試みを実施しています!
ゴールデンカード制度とは、特殊効果が書かれているカードを毎ピリオド、6枚のカードの中から1チーム1枚ずつ引き、そのカードの効果をピリオドの好きなタイミングで発揮することができるという制度です。
カードの優位をうまく利用しながらゲームを進めていくことや、相手のプレーを見ながら相手のカードを予測し、対策することが求められるため、より戦術的にプレーすることが求められます。
新しい試みでしたが、選手たちもとても喜んでプレーを楽しんでくれました!
また今回は、8人制の紅白戦形式でプレーを行いましたが、いつもよりより大きなコート、多い人数でのポジショニングの仕方や、コートの使い方なども求めていきました。
人数が増えることで、一人一人の役割も細分化され、プレーも複雑になってきます。
ただ、その分、プレーの幅が広がったり、相手のストロングを味方と協力して無力化することもできます。今回の試合でも要所要所では、素晴らしいコンビネーションや、チームでより効果的なプレーを選択するシーンがあってとても素晴らしかったです!
これらは一朝一夕で身につくものではありませんが、少しずつ、少しずつ学んでいきましょう!