3月25日から27日の3日間、U13カテゴリーは、兵庫県へ遠征に行きました。
今回の遠征では、チームのゲームモデルを理解して、試合の中でそのアイデアに沿ったプレーを積極的にチャレンジすることを目的として行いました。
また、今回の遠征ではボール保持の局面だけでなく、非保持の局面でのプレー、組織としてボールを取り返す方法や狙いをチームで合わせることを取り組みました。
「1日目」
コート中央ゾーンで構えて守備する相手に対して、どのような方法で相手の守備のラインを越えるのか、チャンスを生み出すのかを取り組みました。
1試合目は、我慢強くプレーできず、相手とイーブンな状態で攻撃することが多かったため、ボールロストのシーンが多々見受けられました。
ゴールに急いで向かうことが、自らボールを失うことになっていたため、我慢強くプレーする必要がありました。
2試合目以降は、自分たちがボールを常に支配しながらゴールを目指すことで、多くの得点に結びつけることができました。しかし、相手の守備も時間が経つにつれて適応しはじめ、守備の方法を変えてきた時に、その守備に対して新たな解決策を見つけることに時間がかかるという課題が見つかる1日目となりました。
試合後は隣接している宿にチェックインして、チームで入浴と食事をとりました。
食事が済んでからは、チームでのミーティングを行いました。
ミーティングでは、まず、新U14カテゴリーに向けて、チーム全員が同じ方向に進むためにチームの目標を確認しました。
また、サッカー面でもバルサのアイデアの下、チームとしての長所や特徴を活かした配置を明確にすることで、全員が自分達が行うプレーモデルを理解してくれました。
「2日目」
早朝から天候が悪く、雨が降る中での試合となりました。
しかし、天候に左右されることなく、チームは1日目の試合の反省点や前夜のミーティングによって、選手一人一人が今どのような状況であるかを理解し、プレーしようとし始めてくれました。
2日目の多くの得点が、自分達が長い時間保持する中での得点となりました。
この日は、よりコート中央から相手コートのゾーンにかけての前進の方法を確認しました。ボールを循環しつつ、相手を引き付けたタイミングでスペースに人が動き、相手の守備のラインを乱したり、越えることを目指しました。
また、守備面でもどのタイミングでチームとしてボールを取りに行くのか、コミュニケーションをとって1人ではなくチームで回収することを意識しました。
チームとしての共通事項が増えたことで、よりチャレンジして成功する回数を増やすことができました。
試合後は1日目同様、入浴し夕食を済ませた後にミーティングを行いました。
2日目のミーティングでは、主にその日行った守備の振り返りと、より視覚的に理解してもらうために映像を見ながら行いました。
「3日目」
1,2日目を良いコンディションで試合し続け、遠征最後の締めくくりとして、全体を振り返りながら最終日の試合に臨みました。
チームとしての攻撃、守備の方法を理解してプレーしたため、より最終日はチームとしてのプレーレベルを高く保ち、取り組んでくれました。
また、攻守の方法を理解しつつも、サッカーにおいて様々な状況が存在することがあり、相手によって方法を適応する必要があります。
ゾーンで守備してきた相手に対しては、積極的に相手選手の背中のスペースをとり、視野の外でボールを受けることや、相手の目線が自分から外側に向けられた瞬間に積極的なアクションを起こすこともチャレンジしてくれました。
遠征最後の試合では、全員が高い集中力と、強度を保ちプレーしてくれました。
これからも日頃のトレーニングから、チームとしてよりお互いを高め合う集団となり、日々の積み重ねを大切にしましょう!
ご招待いただきましたBrillare 様、ご対戦いただきましたチームの皆様、ご声援いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
得点者(出身チーム)
中井蒼斗×6
吉村咲斗×7
岡本直幸×3
山副蒼波×3
野田怜遠×4
二宮琉行×2
前田琉人×1
西颯介×1
木原凛星×4
加藤理夢×2
橋本春×2
アシスト者(出身チーム)
二宮琉行×4
山副蒼波×1
中川敦貴×2
岡本直幸×3
吉村咲斗×5
木原凛星×3
野田怜遠×2
中井蒼斗×2
中野龍介×1