12月17,18日に、奈良県クラブユース新人戦が行われました。準決勝に進出したU14チームは、ディアブロッサ高田FC様と対戦しました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、選手たちは勝って次につなげるため、気合十分でアップから臨んでいました。
試合開始からボールを握りますが、相手の高強度のプレッシャーや環境への適応に苦戦し思うように落ち着きを持ってボールを運べない時間が続きました。その中でもGkや最終ラインの選手たちを中心に集中力を保って決定機は作らせず、逆に前線からの意図的な守備から相手ゴールを脅かすシーンも作ることができました。少しでも気を抜いたら勝敗が決してしまうような緊迫したゲーム状況で、前半は終了しました。
ハーフタイムには相手の構造を共有し、それによって自分たちはどのようにチームとして振舞えば有効に戦えるのかを確認しました。
後半からはもう少し落ち着いて動かせる場面が増え、ゴールにも迫ることができていました。しかし、飲水直前、隙をみせてしまい失点しました。
その後はより攻撃的にプレーし、チャンスを作りますが、一歩及ばず、そのまま敗戦しました。

翌日は3位決定戦に臨み、奈良YMCA SC様と対戦しました。
この試合でも、また違った特徴の相手、環境に自分たちがどのように適応してプレーをするのかということを学ぶことができました。
質、強度ともに自分たちよりも高い相手に対してどのように戦って優位性を生み出すのか、頭を使ってプレーすれば十分に通用する部分が感じられたと思います。次はさらに良いサッカーをして、勝利を掴むために、成長するために、良い経験となりました。

この二日間で選手一人一人が感じたことがあると思います。その感情をどのように理解し、行動に移していくのかが今後のチーム、個人としての成長のためにものすごく大事だと思います。しっかりと整理し、次に進んでいきたいと思います。

対戦していただいたディアブロッサ高田FC様、奈良YMCA SC様、運営関係者の皆様、多大なるサポートをいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

＜試合結果＞
準決勝vsディアブロッサ高田FC
0-1

3位決定戦vs奈良YMCA SC
0-2

最終結果　4位