バルサアカデミー奈良校
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【9/8 バルサアカデミー コンペティションクラス】

「ミニバルサ」

ミニバルサでは今回よりシーズンが再開し、二節制で優勝チームを決める通常通りのコンペティションとなりました。

アップもいつもと同じように集中して楽しみながら取り組むことができました。

さて実際の試合では、コンペティションクラスの名にふさわしい手に汗握る熾烈な試合となりました。

クライフチームは前線から積極的にボールを奪いに行くことで、守備からいい流れを作りながら、自陣でボールを持つときには相手の動きを見ながらボールと相手を動かして、空いているスペースがあればそこから攻めようとする試合運びになりました。

対するロナウジーニョチームも、前からプレスに来る相手チームを感じつつ、プレスをかわしながら前線に空いたスペースを狙っていこうとプレーしていました。

どちらも順調に点を積み重ねる中、ディフェンスの背後のスペースを狙うロナウジーニョチームに対して、クライフチームはキーパーの選手も積極的に高いポジションを取り、背後に配給されるボールを回収し、自チームがボールを持つ時間を長くすることでややクライフチームが優勢な状態で試合を進めていきました。

ただ、ロナウジーニョチームもこのまま黙っておらず、ゴールラインを割る寸前のところでスライディングでゴールを守ったり、ラインを割りそうなボールも必死に食らいついて自分たちのボールにすることで流れを自分たちのチームに引き寄せていました。

本当に最後の最後までどっちのチームが勝つかわからない展開の中、最後はクライフチームが前線のいい守備から決勝ゴールをもぎ取り7-6で接戦をものにしました。

試合を見るだけでも明らかでしたが、試合後、選手たちに手渡されたビブスは汗でビッショリ。参加してくれた選手全員が全力で試合に勝つためにプレーしてくれました。

この熱量や雰囲気を継続させながら、バルサのアイディアをもっと表現できるようトレーニングを積んでいきましょう!

「バルサ育成」

こちらもシーズンが再開したバルサ育成のコンペティションクラス。

いつもと同じようにロンドからアップをはじめ、全選手集中して試合の準備を行うことができました。

さて試合では、前線から特定のエリアに追い込みながらボールを奪い、より相手のゴールに近いエリアで攻撃を行おうとするピケチームに対し、デヨングチームは、自陣でのビルドアップでボールの出口を見つけることができず、自陣でボールを失ったところから立て続けに失点し、なかなか、いい形でフィニッシュに持っていくことができず1本目を終了します。

2本目はデヨングチームも前からパワーを持って守備をすることで、相手のゴールに近いエリアでボールを奪いフィニッシュまでもっていくシーンを増やすことができました。

デヨングチームのフィニッシュの数が増えたことで、ゴールキックなどセットプレーからの再開が多くなったピケチームは、デヨングチームの1本目と同じように、前から狙いを持って守備を仕掛けてくる相手に対して、うまくボールの出口を見つけることができず、ボールを失うシーンが何度かありました。

それでも、前から守備を行ってくる相手に対して、空いているスペースをうまく使いながら選手が流動的に動くことでプレスをかいくぐる展開を何度か作ることができました。

試合は1本目から得点を着実に重ねることができたピケチームが勝利する形になりましたが、両チームとも、相手の出方や味方の状況を把握しながら、自分たちでプレーを判断したり変えたりしながら、試合を進めることができました。

ビルドアップのところでは、味方と距離感を調節しながらチームで続けてボールを保持し続けるための準備のところで両チームとも課題が残る形になりましたが、通常のトレーニングも含めて、少しずつ改善していければと思います!

さて、今回のJugador del dia 「本日の選手」にはピケチームの西村シュンタくんが選出されました!

以下、シュンタくんのインタビューとなります。