「ミニバルサ」
初夏らしい陽気に包まれた気候で開催された今回のミニバルサコンペティションクラスでは、いつものように6人の選手が参加してくれました。
実際の試合では、両チームともキーパーから丁寧にパスをつなぎ相手を動かしながら相手のゴールに迫ろうとする狙いが見て取れました。
特にクライフチームは相手の陣地でボールを保持している状況でも積極的にキーパーがボールの循環にかかわり、相手にボールが渡らないよう丁寧にプレーすることができていました。
対するロナウジーニョチームはクライフチームが長くボールを保持する中、じっと我慢をしながら、時には体を投げ出してシュートを防ぐなど素晴らしい守備を見せてくれていました。
しかし、初めに均衡を破ったのはやはりクライフチームで、前から積極的にプレスをかけてくる相手のラインをパスで超えると、そのままゴールまで一直線にと歌うすることができていました。
得点が動いた後、ロナウジーニョは反撃したい気持ちが前に出すぎて慌てて前に急ぐ展開やボールを失う機会が増えて、立て続けに失点する形になりました。それでもロナウジーニョチームは、ハーフタイムにコーチのフィードバックを受けた後落ち着きを取り戻し、もう一度キーパーから丁寧にパスをつなごうとしました。
そんなロナウジーニョチームにも後半終了間際にチャンスが到来し、相手の陣地で積極的にプレスをかけボールを奪うと、相手のキーパーの位置を確認しながら丁寧にシュートをしゴールを奪うことに成功しました。
暑さに顔をゆがましたり、仲間とプレーしたり、ゴールするのがうれしくて笑顔を見せてくれたり、負けて悔しそうな顔をしたりと今回も様々な表情を見せてくれした。
次回の後節で優勝チームが決定しますが、来週もどんな試合展開が待っているのか楽しみにしております!
「育成バルサ」
ミニバルサのコンペティションクラスも非常に盛り上がりを見せてくれましたが、育成クラスのコンペティションクラスも熱い戦いを見せてくれました。
本日に行われた育成クラスのコンペティションクラスはコパ・ガビと題しまして、アカデミーに所属している選手のお友達も招待したスペシャルなコンペティションクラスとなりました。
各チームに分かれて選手たちの自己紹介を行った後、アップとしてロンドを行いました。
ロンドでは、パスを出す味方の名前を呼ばないとディフェンスを交代するルールが各コーチたちにつけられ、初対面の選手たちにとって難しいルールになりましたが、初めは緊張していた選手たちも笑顔を見せながら打ち解けあいながらアップを行うことができました。
肝心の試合では、各チームバルサのサッカーのアイディアを表現しながらプレーしてくれました。
外部から参加してくれた選手たちも、最初は戸惑いながらもチームメイトたちとコミュニケーションをとりながら、自陣から相手の状況をみながらゲームを組み立てようと一生懸命プレーしてくれました。
その中の一つのプレーで、ブラウグラナチームのゴールシーン、チームが左サイドでボールを保持する中、相手のディフェンスが左サイドによっている状況を確認すると、キーパーを使いながら素早く逆サイドに展開し、相手を動かしながら、空いているスペースを活用しゴールまで結びつけることができていました。
このゴールにラウルコーチも「いいね!」と選手たちに声をかけていました。
各試合、白熱した試合展開になる中、ブラウグラナチームが優勝カップを手にしました。
選手たちは、普段コンペティションクラスに参加していない選手や、外部から選手も参加する中、普段と同じようにバルサのサッカーを表現してくれました。
普段一緒にプレーしていない選手でも、アップや試合の中で味方を観察し、試合の合間や試合中に話し合い、コミュニケーションを図ることでチームでどんなサッカーを表現するのか共有することができました。
次回より普段通りのコンペティションクラスに戻りますが、またスペシャルカップが開催されたときに今回参加してくれた選手たちと会えることを楽しみにしております。