バルサアカデミー奈良校
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【5/26 バルサアカデミー コンペティションクラス】

「ミニバルサ」

本日のミニバルサコンペティションクラスは、土砂降りの雨の中、4人の選手が集まってくれました。

試合の前にレクリエーション要素を含む練習をいくつか行った後に試合を行うという、いつもと違う形での開催となりましたが、全選手が豪雨に負けず、楽しみながら取り組んでくれました。

肝心の試合では、縦に早くプレーしようとするクライフチームと、味方と三角形を作りながら相手のゴールに迫ろうとするロナウジーニョチームのせめぎあいとなりました。

 ロナウジーニョチームは試合の序盤、前にスペースがあれば積極的にドリブルでボールを持ち込みシュートを放ちますが、クライフチームの好ディフェンスに阻まれ、なかなか得点ができない状態でした。
 選手たちはその状況を打開する方法として、一度自陣までボールを戻し相手を自陣に引き付けることで、相手の陣地にスペースを作ってそこから再度攻撃を行い得点することができていました。

 一方のクライフチームは味方とパスを交換しやすい配置にするために、味方と三角形の配置を作る作戦を行っていましたが、味方同士の最適な距離感をつかめず、うまくパスを循環させることができていない状況でした。
 しかし、試合の中で何度か、適度な配置からパスを回してシュートまでたどり着くことができていて、少しずつ味方との最適な距離感を学んでいる印象でした。

 全体を通して、両チームともうまくいかないときに、どんな方法があるのか、どうやってこの状況を変えるのかをコーチの言葉に耳を傾けながら、自分たちで考えることができていました。

 この試合で答えが見つかった選手も、そうでない選手もいると思いますが、大事なのは継続すること。答えが見つかるまで考え抜くことです。今日の試合での気付きを次のコンペティションや、通常のトレーニングでどのように表現してくれるのか非常に楽しみです。

「バルサ育成」

 今回の育成クラス コンペティションでは、「月に一度のスペシャルマッチ」と題しまして特殊なルールを盛り込んだキーパーなしの3対3形式のゲームを行いました。

 特定のエリア内からでないとシュートが打てなかったり、相手ゴールキックの際のプレスに制限があったり、普段と違う試合形式に選手たちは戸惑っている様子でしたが、徐々に試合形式に慣れだすと、ルールに合わせたアイディアがどんどん生まれてきました。

 普段とは違うレギュレーションでの試合になり、選手たちは決められたルールの中でどのように仲間とプレーするのか、どのようにゴールを決めるのか、自分たちで答えを考え、試行錯誤しながらプレーしてくれました。

 試合の中で思考しながらプレーすることは、私たちがとても大事にしていることで普段のトレーニングから選手たちに求めているところです。
 今回のようにイレギュラーな形式でも、普段と変わらず自分たちの考えをプレーで表現してくれたことは、普段のトレーニングからしっかり思考しながらプレーしてくれているということだと感じました。

 

 

そして、本日のフガドールデルディア(本日の選手)は、デヨングチームの嶋田アツトくんです!

以下アツトくんのインタビューです!