U-9カテゴリーに引き続き、U-11の選手たちの活躍を報告させていただきたいと思います。
大会初日は、予選リーグのスケジュールにより、試合がなかったため、U-9、U-13の選手たちの応援をしっかりとしてくれました。それ以外にもアクティビティの場所で、他のアカデミーの選手たちと交流をしていました。そんな中で、他のカテゴリーの選手たちの試合を見ると自分たちも早く試合がしたい!という言葉が聞こえてきていました。
そして迎えた大会2日目、予選リーグが始まりました。
初戦の相手は、ホームのデリー、少し緊張気味にスタートしましたが、得点を決めるとすぐにおちつき、自分たちのプレーができていました。5対1と初戦を見事に勝利し、午後からの第2戦に向けて、休憩をとりました。
昼食は、試合会場にある食堂でしっかりとり、十分な休憩をした後、第2戦のバンガロールをむかえました。緊張もほぐれ、スタートから自分たちのプレーを披露し、圧巻の11得点。連勝し、予選リーグ1位通過に向けて、最高の1日目となりました。
大会3日目は、オーストラリアとの対戦。2勝チーム同士、勝った方が決勝トーナメント進出という状況で始まったリーグ第3戦、お互いに決勝トーナメント進出に向けて、激しくぶつかり合いました。その中でも、奈良の選手たちは、ボールを動かしながら、相手の守備を突破し、4対2と勝利し、準決勝進出を決めました。
準決勝で待ちうけていたのは、優勝候補のイスタンブール(トルコ)。
高い身体能力だけでなく、技術・戦術ともにバランスの良いチームでした。実際に試合が始まるとボールを奪いにくるスピードが速く、奈良校の選手たちも最初は少し戸惑っていましたが、少しずつスピードにも慣れ、しっかりとボールを動かしながら、相手のゴールを目指すことができていました。準決勝、イスタンブール相手に互いに譲らない展開が続きましたが、2対3と惜しくも敗退。しかしながら、多くのサポーターの皆さんから、奈良校の選手たちに対する励ましの声をいただきました。
大会最終日は、3位決定戦。福岡校との対戦となりました。
日本の選手同士の対戦となりましたが、最終日、勝利することだけでなく、この大会の集大成として、普段トレーニングしているFCバルセロナのサッカーを表現してくれていました。結果として、福岡校に敗れ、最終順位は、4位となりましたが、大会を通して、とても素晴らしいサッカーを披露してくれていました。また、ピッチ外の部分でも、他の選手たちの応援、他のチームとの交流、本当にいろいろなことにチャレンジしてくれていました。ここでの経験をこれからの人生にいかしてもらいたいと思います。