6月5日木曜日、現在奈良クラブ(J3所属)に所属する現役ゴールキーパーであり、スペインサッカー界でも輝かしいキャリアを持つマルク・ヴィト選手がバルサアカデミー奈良へ訪問してくれました。
マルク選手は、バルサアカデミー奈良のゴールキーパー選手と一緒に特別なトレーニングを行い、選手たちにとって忘れられない時間を過ごしました。

マルク選手は現役のプロサッカー選手であるだけでなく、FCバルセロナと深く関わりがありその育成メソッドや価値観を知る経歴があります。わずか8歳でバルセロナのバルサ・エスコラ(現バルサアカデミー)にてサッカーの基礎を学び、数年間クラブの下部組織(カンテラ)に所属していました。そこで培った技術や人間性は、どこに行っても素晴らしいものであると高く評価されています。

トレーニングではアカデミー生とすぐに打ち解けてくれました。バルサ育成クラスのカテゴリー(9歳から12歳)のセッションでは、1人のGKとして参加してもらいました。マルク選手も実際にグローブを着用し、選手たちと共にトレーニングのなかで、選手たちが勇気を持てるように励ましたり、親しみやすくアドバイスしてくれていました。

ジュニアユースカテゴリー(U13からU15)のゴールキーパーたちとのセッションでは、実際にいくつかのトレーニングを指導してもらいました。実際の試合状況にフォーカスした3つのテクニカルな練習メニューを準備してもらい、ポジショニングや状況判断、そしてゴールキーパーとして必要なメンタリティなど、重要なポイントを指導してくれました。マルク選手のプロフェッショナルな視点や彼自身の実体験をセッションで表現していただき、選手達だけでなくコーチ陣も学ぶ機会となりました。

バルサアカデミー奈良は、マルク・ヴィト選手の育成に対する、寛大で、プロフェッショナルでありそして、情熱を持って接してくれた姿勢に心より感謝しています！

今回の訪問は、技術的な指導はもちろんのこと、FCバルセロナが大切にする「謙虚さ」「努力」「リスペクト」といった価値観も同時に選手たちが肌で感じとることのできた、素晴らしい機会となりました。

今回初めての機会となりましたが、今後もより多くのこのような活動ができることを願っています。

Gracias MARC!!
奈良クラブでの今後のご活躍を心から願っております。
また、企画実現へのご協力いただきました奈良クラブ関係者の皆様、ありがとうございました。